葉村(読み)くずはむら

日本歴史地名大系 「葉村」の解説

葉村
くずはむら

[現在地名]宇目町南田原みなみたばる 長淵ながぶち

田原村北西かしわ(六八〇・八メートル)の北西麓、長淵川上流域に位置。江戸後期に成立したと思われ、「豊後国志」に宇目郷に属する村として村名がみえる。小野市組に属し、高一石余(農民一揆)


葉村
くずばむら

[現在地名]氷見市葛葉

東は見内みうち村、西は能登国、南は岩瀬いわがせ村、北は床鍋とこなべ村。正保郷帳の高三三石余、田方一町五反余・畑方七反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高四六石・免五ツ三歩、小物成は山役二四匁・蝋役三匁(三箇国高物成帳)。宝暦一四年(一七六四)の書上(三州旧蹟志)によれば産物はそうけ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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