葛生東介(読み)くずう とうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葛生東介」の解説

葛生東介 くずう-とうすけ

1862-1926 明治-大正時代の国家主義者。
文久2年11月11日生まれ。葛生能久(よしひさ)の兄。青柳高鞆(たかとも)に国学をまなぶ。「東海新聞」主筆。自由民権運動を支持し,条約改正に反対し,明治22年外相大隈重信襲撃事件にかかわる。34年内田良平らと黒竜会を創立。のち大日本国防義会,海軍協会を設立した。大正15年2月8日死去。65歳。下総(しもうさ)相馬郡布佐(千葉県)出身本名は玄晫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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