蒸民(読み)じょうみん

精選版 日本国語大辞典 「蒸民」の意味・読み・例文・類語

じょう‐みん【蒸民】

  1. 〘 名詞 〙 多く人民。万民。庶民
    1. [初出の実例]「されば疾疫飢饉、年々に有て、蒸民(セウみん)苦みとぞ成にける」(出典太平記(14C後)二四)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・烝民〕

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普及版 字通 「蒸民」の読み・字形・画数・意味

【蒸民】じようみん

多くの民。烝民。〔国語、周語上〕人百物をして、其の極を得ざること無(なか)らしむ。~故に(詩、周頌、思文)に曰く、~我が民を立(りふ)(粒)するは 爾(なんぢ)の極に匪(あら)ざる(な)しと。

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