蓼科(読み)たでか

精選版 日本国語大辞典 「蓼科」の意味・読み・例文・類語

たで‐か‥クヮ【蓼科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の一科。世界に四〇属八百余種あり、おもに北半球に自生する。草本または低木で、まれに高木となる。葉には独特の形をした葉鞘状の托葉(オクレアと呼ばれる)がある。花序は総状だが、部分的には集散花序。花は両性放射相称で筒状か非筒状。筒状ならば花被は六で同形花被。雄蕊も六で子房は上位。花が非筒状ならば、花被は五で2/5葉序に配列する。雄蕊は五~八。子房は一室、一個の胚珠がある。果実は三稜形で堅果。果実は宿存性の花被が多数の翼になって風で運ばれたり鉤が出ていて動物にくっついたりして移動する。この仲間のソバ胚乳ソバ粉として食用にし、またヤナギタデの類は辛味料として使われる。カンキチクオオケタデツルドクダミのように観賞用に栽培されるものもある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蓼科」の解説

蓼科 (タテシナ)

植物。キンポウゲ科クレマチスの園芸品種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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