薏苡(読み)ヨクイ

精選版 日本国語大辞典 「薏苡」の意味・読み・例文・類語

よく‐い【薏苡】

  1. 〘 名詞 〙 植物じゅずだま(数珠玉)」の漢名。また、「はとむぎ(鳩麦)」の漢名ともする。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「今もかくる念珠の薏苡(ヨクイ)」(出典春鳥集(1905)〈蒲原有明〉鏽斧)
    2. [その他の文献]〔論衡‐詰術〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む