薔薇油(読み)ショウビユ

デジタル大辞泉 「薔薇油」の意味・読み・例文・類語

しょうび‐ゆ〔シヤウビ‐〕【××薇油】

ばらゆ(薔薇油)

ばら‐ゆ【薔薇油】

バラの花を水蒸気蒸留して製した精油主成分シトロネロールゲラニオールなどのアルコール類。ローズオイル。しょうびゆ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薔薇油」の意味・読み・例文・類語

しょうび‐ゆ シャウビ‥【薔薇油】

〘名〙 バラの花から得られる香油で、特異の芳香を有し、淡黄色。香料化粧品原料とし、また医療上、矯味・矯臭剤とする。半開の花を早朝に摘んで蒸溜凝縮した「バラ水」を、再度蒸溜分離する。主成分はゲラニオール、シトロネロールなど。
※小学生徒改良衣服裁縫伝授(1886)〈松平幾子・久永廉蔵〉「また香水は ラウヱンデル油四オンス ベルガモット油四オンス 桂皮油二ダラクム 薔薇油同」

ばら‐ゆ【薔薇油】

〘名〙 バラの花からとれる精油。貴重な香料の一つで、主成分はシトロネロール、ゲラニオールなどのアルコール類。しょうびゆ。ローズオイル。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android