薗八節(読み)ソノハチブシ

大辞林 第三版の解説

そのはちぶし【薗八節】

上方浄瑠璃の一。薗八が享保(1716~1736)頃京都で語り始め、宮薗鸞鳳軒らんぼうけんが宝暦(1751~1764)頃に大成した。曲風は情緒豊かで心中物が多い。宮薗節。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の薗八節の言及

【浄瑠璃】より

…河東節,豊後三流,新内節を江戸浄瑠璃ともいう。豊後掾の門弟宮古路薗八が京で薗八節(宮薗節)を広め,この分派の春富士正伝が正伝節を上方の歌舞伎で語り,豊後掾の門弟宮古路繁太夫は繁太夫(しげたゆう)節を元文(1736‐41)ころから大坂の劇場や座敷で語った。河東節,新内節,薗八節などは酒席で多くうたわれたので肴(さかな)浄瑠璃,歌浄瑠璃といわれた。…

【宮薗節】より

…浄瑠璃の一流派。薗八(そのはち)節ともいう。始祖は初世宮古路(みやこじ)薗八。…

※「薗八節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

エミュー

ヒクイドリ目エミュー科。ダチョウに似た大型の飛べない鳥。オーストラリア固有種で,国鳥。全長 140~164cm,背丈 150~190cmで,雌のほうがやや大きい。翼は羽毛に覆われて見えないが,約 20...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android