普及版 字通 「藍(漢字)」の読み・字形・画数・意味
藍
常用漢字 17画
(旧字)
18画
[字訓] あい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は監(かん)。監に濫・覽(覧)(らん)の声がある。〔説文〕一下に「を染むる艸なり」とあり、染料として用いる。〔詩、小雅、采緑〕に「にをる」の句があり、〔周礼、地官、掌染草〕の職は、春秋に藍を収めて染人に頒(わか)つことを職掌とした。〔子、勧学〕に「出」の語がある。
[訓義]
1. あい、あい染に使うくさ。
2. あいいろ。
3. 藍縷(らんる)、ぼろ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 阿井(あゐ)〔和名抄〕木 波岐阿井(つばきあゐ)/ 多天阿井(たであゐ)〔名義抄〕 アヰ・スロアヰ/紅 クレノアヰ/木 ツバキアヰ
[熟語]
藍光▶・藍▶・藍朱▶・藍綬▶・藍青▶・藍尾▶・藍碧▶・藍本▶・藍輿▶・藍縷▶・藍▶
[下接語]
伽藍・甘藍・紫藍・朱藍・出藍・翠藍・染藍
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報