デジタル大辞泉 「藍鮫」の意味・読み・例文・類語 あい‐ざめ〔あゐ‐〕【藍×鮫】 1 ツノザメ科アイザメ属の海水魚の総称。日本では、アイザメ・オキナワヤジリザメ・ゲンロクザメ・タロウザメの4種が太平洋側の深海にすむ。全長約1メートル。2 藍色を帯びる鮫皮。刀剣の柄や鞘さやの装飾に使用。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「藍鮫」の意味・読み・例文・類語 あい‐ざめあゐ‥【藍鮫】 〘 名詞 〙① アイザメ科の深海性サメの一種。背部は灰色または淡褐色で体長約一・五メートル。関東以南の深海にすむ。肉は刺身、かまぼこの材料。肝臓はスクワレンを主体とした肝油を大量に蓄積し、高級化粧品や健康食品として利用される。皮は刀剣の柄(つか)巻きなどに使用。近縁の数種を含めてアイザメということもある。[初出の実例]「鮫〈略〉近頃駿豆海浜出二阿伊鮫(アイサメ)一」(出典:本朝食鑑(1697)九)② 鮫鞘(さめざや)の一種。フカの皮による鮫皮代用で、色が藍を帯びている。[初出の実例]「をしざめ又あゐざめなどかけたるは、年寄たる人は差れ候し」(出典:宗五大草紙(1528)太刀打刀之作やうの事) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「藍鮫」の解説 藍鮫 (アイザメ) 学名:Centrophorus atromarginatus動物。ツノザメ科の海水魚 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報