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藤井懶斎 ふじい らんさい

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤井懶斎 ふじい-らんさい

1628-1709 江戸時代前期の儒者。
寛永5年生まれ。真名部忠庵の名で筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩の医師となる。のち京都にでて山崎闇斎にまなび,朱子学の立場から仏教を批判した「閑際筆記」をあらわした。宝永6年7月12日死去。82歳。筑後出身。名は臧。字(あざな)は季廉。通称は玄蕃。別号に伊蒿子。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

藤井懶斎

没年:宝永6.7.12(1709.8.17)
生年:生年不詳
江戸時代前期の儒学者。真辺氏。名は臧,字は季廉,別号は伊藁子。はじめ真辺仲(忠)庵と称し,寛永19(1642)年に筑後国(福岡県)久留米藩に儒医として召し抱えられるが,延宝2(1674)年に致仕して京都へ行き,藤井懶斎と名乗った。山崎闇斎の門に学び,洛西鳴滝に隠棲。『本朝孝子伝』(1684)など,朱子学者としての立場から教訓的な著述を残した。都の錦『元禄大平記』(1702)では懶斎を「隠儒にして道をたのしぶ」として「京都儒者親四天王」のひとりとし,室鳩巣は「言あり徳あるの一隠君子なり」と敬慕したことなど,当時の懶斎に対する評価がうかがえる。

(樫澤葉子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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