藤原実教(読み)ふじわらの さねのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原実教」の解説

藤原実教 ふじわらの-さねのり

1150-1227 平安後期-鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
久安6年生まれ。藤原家成の6男。母は藤原経忠の娘。参議藤原公親の養子。蔵人頭(くろうどのとう)をへて文治(ぶんじ)4年(1188)参議。のち正二位,中納言にすすむ。後鳥羽(ごとば)天皇の笛の師。勅により高階栄子(たかしなの-えいし)の子教成(のりしげ)を養子とし,子孫装束(しょうぞく),笙(しょう)などの故実をつたえる山科家となった。嘉禄(かろく)3年4月3日死去。78歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む