藤原有穂(読み)ふじわらの ありほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原有穂」の解説

藤原有穂 ふじわらの-ありほ

838-908* 平安時代前期-中期公卿(くぎょう)。
承和(じょうわ)5年生まれ。北家藤原末茂(すえしげ)の曾孫(そうそん)。左近衛(さこんえの)少将,蔵人頭(くろうどのとう),右大弁などをへて,寛平(かんぴょう)5年(893)参議となる。従三位,中納言にすすみ,民部卿をかねた。「延喜格(えんぎきゃく)」「延喜式」の編集に参加。延喜7年12月21日死去。70歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む