デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原朝成」の解説 藤原朝成 ふじわらの-あさひら 917-974 平安時代中期の公卿(くぎょう)。延喜(えんぎ)17年生まれ。藤原定方の6男。母は藤原山蔭の娘。従三位,中納言となり,皇太后宮大夫をかねた。三条中納言とよばれる。村上天皇につかえ,笙(しょう)をよくした。肥満と大食ぶり,藤原伊尹(これただ)との官職をめぐる争いなどの説話がある。天延2年4月5日死去。58歳。名は「ともなり」ともよむ。 藤原朝成 ふじわらの-ともなり ⇒ふじわらの-あさひら 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例