藤原隆親(読み)ふじわらの たかちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原隆親」の解説

藤原隆親(1) ふじわらの-たかちか

?-? 平安後期-鎌倉時代官吏,歌人
藤原隆教の子。母は平忠盛の娘。播磨守(はりまのかみ),内蔵権頭(くらごんのかみ)などを歴任承安(じょうあん)2年(1172)「広田社歌合」に出詠。自邸で歌合わせをもよおし,「千載和歌集」には3首とられている。なお,ほぼ同時代に同姓同名人物が数名いる。

藤原隆親(2) ふじわらの-たかちか

?-? 平安後期-鎌倉時代の画家
藤原隆能(たかよし)の子。従五位下。備前守(かみ),伊予守をへて中務少輔。治承(じしょう)2年(1178)勅により釈迦(しゃか)三尊像をえがいたという記録がある。初名は隆成。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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