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虎丘 こきゅう

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世界の観光地名がわかる事典の解説

こきゅう【虎丘】

中国の江蘇(こうそ)省東南部、蘇州(そしゅう)(スーチョウ)市の城外、西北方向にある、標高36mほどの小高い丘。春秋時代末期の紀元前5世紀に呉王夫差(ふさ)が父の闔閭(こうりょ)を葬った陵墓がある。闔閭を葬った3日後に白虎が現れて墓を守ったという言い伝えがあり、これが虎丘(とらおか)という名称の由来になっている。夫差は剣を愛した父のために、3000本の剣を埋めたと伝えられ、のちに秦の始皇帝や三国時代の孫権がその剣を探して掘った跡だといわれる剣池がある。また、この墳墓の造営に携わった1000人の工匠(こうしょう)を殺戮(さつりく)したときに鮮血に染まった岩が、のちのちまで雨が降るたびに赤く染まったという伝説を持つ千人岩などがある。◇「海湧山」ともいう。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

こきゅう【虎丘 Hǔ qiū】

中国,江蘇省蘇州市の北西にある古跡。春秋時代,呉の闔閭(こうりよ)王(在位,前515‐前496)の墓址と伝えられる。いまは雲巌寺(うんがんじ)虎丘塔,剣池,千人石などがある。虎丘塔は五代後周の959年(顕徳6)に着工,北宋の961年(建隆2)に完成した塼塔(せんとう)。八角形の七重塔で,塔刹と縁はすでに失われ,残高は約47m。著しく傾斜した斜塔。解放後の修理の際,石函,仏像,貨幣,青磁碗,鍍金宝塔などの創建当時の遺物が発見された。

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