蛇鬚(読み)じゃのひげ

精選版 日本国語大辞典 「蛇鬚」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐の‐ひげ【蛇鬚】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科多年草。各地の山地に生え、庭園垣根下草として栽培される。高さ七~一五センチメートル。根はところどころ肥厚して瘤(こぶ)をつくる。葉は根もとから群がって生え、線形で先はとがり長さ一〇~三〇センチメートル。初夏、葉間から葉より短い花茎を出し、淡紫色の下向きの小花を数個、総状につける。花被片は狭卵形で六個あり外側にそる。種子球形で碧紫色。根を麦門冬(ばくもんどう)と称し、煎じてせき止め、袪痰(きょたん)利尿薬などとする。漢名、書帯草。りゅうひげ。はずみだま。《 季語・夏 》 〔物類称呼(1775)〕

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関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「蛇鬚」の解説

蛇鬚 (ジャノヒゲ)

学名Ophiopogon japonicus
植物。ユリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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