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蛤の草紙 はまぐりのそうし

世界大百科事典 第2版の解説

はまぐりのそうし【蛤の草紙】

御伽草子。渋川版の一つ。天竺摩訶陀(てんじくまかだ)国の〈しじら〉は釣りをして母を養っていたが,ある日美しい蛤を一つ釣りあげた。それは船の中でにわかに大きくなり,二つに開いて,中から17~18歳の容顔美麗な女房が現れる。40歳になるまで女房を持たないのも母へ孝養を尽くすためと言い訳する〈しじら〉を説きふせて,女房と〈しじら〉とは夫婦になる。女が麻と錘(つむ)と〈てがい〉を求めて紡ぎ,機(はた)を求めて織りはじめると,見知らぬ者が2人来て,ともに織るのを手伝う。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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