螟虫(読み)めいちゅう

精選版 日本国語大辞典 「螟虫」の意味・読み・例文・類語

めい‐ちゅう【螟虫】

〘名〙 メイガ科のニカメイガ幼虫の称。イネ害虫として知られる。ふつうズイムシと呼ばれる。
※文明本節用集(室町中)「悪政流於民則螟虫(メイチウ)於野新語〕」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「螟虫」の意味・読み・例文・類語

めい‐ちゅう【×螟虫】

メイガ、特にニカメイガの幼虫。ずいむし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「螟虫」の読み・字形・画数・意味

【螟虫】めいちゆう

ずいむし。〔後漢書、五行志四〕靈の熹四年六弘農三輔に螟蟲を爲す。是の時、靈、中常侍曹等の讒言を用ひて、の士を禁錮(きんこ)し、之れを黨人と謂ふ。

字通「螟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「螟虫」の解説

螟虫 (メイチュウ)

動物草木の茎や枝の中心部に食入する昆虫の幼虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android