血液寒天培地(読み)けつえきかんてんばいち(その他表記)blood agar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「血液寒天培地」の意味・わかりやすい解説

血液寒天培地
けつえきかんてんばいち
blood agar

基礎培地動物血液を5~10%加えて均等に混合した寒天培地。多くの細菌培養に用いられるが,特に肺炎球菌や化膿レンサ球菌のように栄養要求のきびしい菌種の培養に適している。また,溶血毒素をつくり出す菌種がこの培地に発育すると,集落の周囲に毒素の種類によって特有な変化が生じるので,溶血性パターン判定にも用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む