衆寡(読み)シュウカ

デジタル大辞泉 「衆寡」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐か〔‐クワ〕【衆寡】

多いことと少ないこと。多数少数

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精選版 日本国語大辞典 「衆寡」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐か‥クヮ【衆寡】

  1. 〘 名詞 〙 多数と少数。多寡。多少。また、数(かず)のこと。
    1. [初出の実例]「君子無衆寡(シュウクヮ)、無小大敢慢〔堯曰篇〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. 「それが勝れりとも劣れりとも、更に衆寡の論には及ばず」(出典:俳諧・鶉衣(1727‐79)前)
    3. [その他の文献]〔論語‐堯曰〕

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普及版 字通 「衆寡」の読み・字形・画数・意味

【衆寡】しゆうか(くわ)

多勢無勢。〔三国志、魏、張範伝〕卓、亂を作(な)す。~弟昭~(たまたま)長安より來(きた)り、(弟)承に謂ひて曰く、今卓を誅せんと欲するも、衆寡せず。且つ一旦の謀をし、阡陌(町)の民を戰はしむるも、士素撫せず、兵せず、以て功をし。

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