衣手の(読み)コロモデノ

デジタル大辞泉の解説

ころもで‐の【衣手の】

[枕]袖に関する「手(た)」「真袖(まそで)」「ひるがえる」などの意から、「た」「ま」「わく」「かへる」「なぎ」などにかかる。
「―田上山(たなかみやま)の真木さく檜(ひ)の嬬手(つまで)を」〈・五〇〉
「―真若(まわか)の浦の砂地(まなごつち)」〈・三一六八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ころもでの【衣手の】

( 枕詞 )
の縁から同音を含む地名「田上たなかみ山」「高屋」などにかかる。 「いはばしる近江の国の-田上山の/万葉集 50」 「 -高屋たかやの上にたなびくまでに/万葉集 1706
翻ることから、「返る」にかかる。 「 -かへりも知らず/万葉集 3276
袖が両方に分かれていることから、「別る」にかかる。 「 -別れし時よ/万葉集 4101
「真若の浦」にかかる。かかり方未詳。 「 -真若の浦の/万葉集 3168
地名「名木なき」にかかる。かかり方未詳。 「 -名木の川辺を春雨に/万葉集 1696

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

大阪桐蔭高等学校

大阪府大東市にある男女共学の私立高校。1983年、大阪産業大学高等学校(現・大阪産業大学附属高等学校)の分校として設置され、1988年に現名称で独立した。神奈川県横浜市にある桐蔭学園高等学校とは無関係...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android