表書(読み)オモテガキ

デジタル大辞泉 「表書」の意味・読み・例文・類語

おもて‐がき【表書(き)】

封書小包文書などの表に、住所氏名などを書くこと。また、その文字上書き

ひょう‐しょ〔ヘウ‐〕【表書】

表面に書くこと。また、その文字。うわがき。おもてがき。

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精選版 日本国語大辞典 「表書」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐しょヘウ‥【表書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 表面に書くこと。また、その文字。おもてがき。表記
    1. [初出の実例]「殻漏子の表書は、かくのごとくかく」(出典:正法眼蔵(1231‐53)安居)
  3. ひょう(表)
    1. [初出の実例]「面奉詔旨。更無余事。所附進物及表書。並在船内」(出典:続日本紀‐宝亀四年(773)六月丙辰)

おもて‐がき【表書】

  1. 〘 名詞 〙 手紙や文書などを包む用紙封筒など)の、表面に書く文字。また、その文字を書くこと。上書(うわが)き。⇔裏書
    1. [初出の実例]「ふみのおもてかきにまかせて」(出典:御伽草子・千寿女の草子(室町時代物語大成所収)(室町末))

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