衽席(読み)ジンセキ

デジタル大辞泉 「衽席」の意味・読み・例文・類語

じん‐せき【×衽席】

しきもの。ねどこ。また、寝室
北条は―の上に源氏の国をうばうたる者なりとて憎むこと甚だしく」〈福沢福翁百話

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精選版 日本国語大辞典 「衽席」の意味・読み・例文・類語

じん‐せき【衽席】

  1. 〘 名詞 〙 しとね。しきもの。ふとん。ねどこ。また、寝室。
    1. [初出の実例]「絵三十三所而作三十三幅也使其山川人物粲然陳於袵席」(出典:竹居清事(1455頃)搏桑西州三十三所巡礼観音堂図記)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官冢宰下〕

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普及版 字通 「衽席」の読み・字形・画数・意味

【衽席】じんせき

しきもの。〔周礼天官、玉府〕王の燕衣・衽席・牀(しやうし)、(せつき)を掌る。

字通「衽」の項目を見る

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