
(えり)なり」とあり、衿は襟、衽はおくみをいう。左衽は東夷の俗。中国では死者の礼。〔儀礼、士喪礼〕「衽を奧に
(すす)む」、〔中庸、十〕「金革を衽(しとね)とす」のように、衽席の意にも用いる。仁の古い字形は、人の後ろに衽席をおく形で、安舒を原義とする字である。〔荘子、達生〕に「人の最も畏るる
は、衽席の上、飮
の
なり」とみえる。
字鏡〕衽 宇波加比(うはかひ) 〔和名抄〕袵 於保久比(おほくび) 〔字鏡〕衽 コロモノクビ・モノノヲ・ホヒ・モ・オホクビ・ヒモ・ウハカヒ
mは同声。みなふくよかで安舒の意をもつ語である。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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