被服費(読み)ひふくひ

精選版 日本国語大辞典 「被服費」の意味・読み・例文・類語

ひふく‐ひ【被服費】

  1. 〘 名詞 〙 衣服に関する費用
    1. [初出の実例]「此の如くにして、食費の外、更に被服費、住居費、燃料費及び其他の雑費を算出し」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉一)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「被服費」の意味・わかりやすい解説

被服費
ひふくひ

家計における衣生活に関する諸費用をいう。その内容は総務省統計局の家計調査によると,和服洋服,シャツ下着,その他の衣料 (靴下・手袋類,生地・糸類,タオル,寝具) ,身のまわり品 (はきもの,傘,帽子服飾品,かばん類,スポーツ用衣類,仕立代,洗濯代,被服賃貸料) を含む。被服費の金額は生活費の上昇とともに著しく伸びているが,被服費の生活費総額中に占める割合は,第2次世界大戦直後の 1947年でも 10%,戦中の被服の欠乏を補充するのに大きく支出した 52年で 15%近くに上がったが,以降わずかずつ低下して最近は 10%以下となっている。生活費のなかでは比較的変動の小さい費目といえよう。

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