デジタル大辞泉 「裁く」の意味・読み・例文・類語
さば・く【裁く/×捌く】
1 (裁く)理非を明らかにする。裁判する。「罪を―・く」「人を―・く」
2 手を使ってものを思いのままに扱う。「ヒット性の打球を難なく―・く」「手綱を―・く」
3 ごたごたした物事や複雑なことを、適切に処理する。「会社を一人で―・いている」「もめごとを―・く」
4 品物を売りつくす。「滞貨を全部―・いた」
5
㋐くっついたりからまったりしやすいものを、解き分ける。「髪を―・く」「着物の裾を―・く」「力士が下がりを―・く」
㋑料理で、材料に包丁を入れて切り離し、ばらばらにする。「鴨を―・く」
[可能]さばける
[動カ下二]「さば(捌)ける」の文語形。
[類語]扱う・取り扱う・計らう・こなす・切り回す・取りさばく・処する・律する