捌ける(読み)ハケル

デジタル大辞泉 「捌ける」の意味・読み・例文・類語

は・ける【×捌ける】

[動カ下一][文]は・く[カ下二]
水などがとどこおらずに流れる。「風呂場の水が―・けない」
品物などがよく売れる。さばける。「広告商品一時間で―・けてしまった」
[類語]流れる流動する貫流する流通する流出する通う・流れ下る・押し流す逆巻く渦巻く淀む水流清流濁流急流激流奔流懸河緩流放流放水合流蛇行

さば・ける【×捌ける】

[動カ下一][文]さば・く[カ下二]
品物が売り切れる。また、よく売れる。はける。「在庫品が―・ける」「最近はこのての本がよく―・ける」
世事に通じていて、物分かりがよい。また、気性がさっぱりしている。「―・けた取り計らい」「―・けた人で根に持たない」
混乱していたものが整理されてきちんとなる。「渋滞が―・けてくる」
[類語](2瀟洒しょうしゃ清楚楚楚垢抜け灰汁あく抜け洗練気さくこざっぱりすっきりさらり洒落る小洒落た垢抜けるスマートシック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android