デジタル大辞泉 「取扱う」の意味・読み・例文・類語 とり‐あつか・う〔‐あつかふ〕【取(り)扱う】 [動ワ五(ハ四)]1 物を動かしたり操作したりする。「機械を―・う」「乱暴に―・う」2 物事を処理する。とりはからう。担当する。さばく。「事務を―・う」「輸入品を―・う」3 人を世話する。もてなす。接待する。「正客として―・う」「丁重に―・う」[類語]扱う・計らう・さばく・こなす・切り回す・取りさばく・処する・律する 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「取扱う」の意味・読み・例文・類語 とり‐あつか・う‥あつかふ【取扱】 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙① 手で持って動かしたり使ったりする。また、物事を処理する。[初出の実例]「クジヲ toriatçucǒ(トリアツカウ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))② 世話する。面倒を見る。もてなす。接待する。[初出の実例]「とまれかうまれ、大宮こそはとりあつかひ聞こえ給ふべけれど」(出典:栄花物語(1028‐92頃)楚王の夢)③ 事件をうまくまとめる。仲裁する。仲直りさせる。[初出の実例]「『双方の云分を聞(きき)て取(トリ)あつかふ』といへ共」(出典:仮名草子・身の鏡(1659)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例