律する(読み)リッスル

デジタル大辞泉 「律する」の意味・読み・例文・類語

りっ・する【律する】

[動サ変][文]りっ・す[サ変]
一定規範を設けて統制・管理する。「おのれの行動を―・する」
ある基準に当てはめて判断・処理する。「大人の考えで子供を―・するべきではない」
[類語]扱う切り回す取り扱う計らうさばくこなす取りさばく処する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「律する」の意味・読み・例文・類語

りっ‐・する【律】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]りっ・す 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. 定める。規定する。
    1. [初出の実例]「其条欵苟も人世今生の事を律する者に在ては亦孰れか此三宝の戕害を保護する者に非る」(出典:明六雑誌‐三九号(1875)人世三宝説・二〈西周〉)
  3. 一定の規律規則などに当てはめて物事をさばき、処理する。
    1. [初出の実例]「常識の縄墨を以て律す可きもので無い」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android