装束く(読み)ショウゾク

デジタル大辞泉の解説

しょう‐ぞ・く〔シヤウ‐〕【装束く】

[動カ四]《名詞「しょうぞく(装束)」の動詞化》装束を着ける。よそおう。そうぞく。
「いと細やかになよなよと―・きて」〈浮舟

そう‐ず・く〔サウ‐〕【装束く】

[動カ四]《名詞「そうずく(装束)」の動詞化》「しょうぞ(装束)く」に同じ。
「舞の子ども、君達いとになく―・きて」〈宇津保・嵯峨院〉

そう‐ぞ・く〔サウ‐〕【装束く】

[動カ四]《名詞「そうぞく(装束)」の動詞化》
装束を身につける。
「幼き人、参らまほしげに思ひたれば、―・かせていだし立つ」〈かげろふ・中〉
装飾をほどこす。支度する。
「唐めいたる船造らせ給ひける、急ぎ―・かせ給ひて」〈・胡蝶〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しょうぞく【装束く】

( 動四 )
〔名詞「装束」の動詞化。「そうぞく」とも〕
装束を身に着ける。装う。そうずく。 「軽びやかに-・きたる男一人寄り来りて/今昔 23

そうずく【装束く】

( 動四 )
動詞「そうぞく(装束)」に同じ。 「いとになく-・きて琴弾き遊ぶ/宇津保 嵯峨院

そうぞく【装束く】

( 動四 )
〔名詞「そうぞく(装束)」を活用させた語〕
装束を着ける。よそおう。 「しなやかなる童の、えならず-・きたるぞ歩み来たる/源氏 夢浮橋
支度を調える。飾りつける。 「 - ・かれたる御琴三つ御笛三つとりいでさせ給ひつ/宇津保 蔵開上

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

フェロー

イギリスではこの呼称は主として次の3つの場合をさす。 (1) 大学の特別研究員 研究費を与えられ,多くは教授,講師を兼ねる。 (2) 大学の評議員 卒業生から選ばれる。 (3) 学術団体の特別会員 普...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android