西ゆり上村(読み)にしゆりあげむら

日本歴史地名大系 「西ゆり上村」の解説

西ゆり上村
にしゆりあげむら

[現在地名]西川町西汰上にしよりあげ

西川左岸の自然堤防上の村落南方羽田はねだ(現巻町)に接する。元和四年(一六一八)長岡藩知行目録に村名がみえ、高一三七石九斗。正保国絵図には西汰上村とあり、二三七石余。慶安二年(一六四九)検地帳(土屋家蔵)によれば、本百姓一七人、屋敷を除く田畑合計一六町六畝余、屋敷を含めた総石高は一九九石六斗余。明治まで長岡藩曾根組に属して、さらに同組を分けた西汰上組の中心で割元庄屋が置かれた。文政一三年(一八三〇)の長岡領分高附録(長岡の歴史)の村高は三四一石七斗余。安政五年(一八五八)の村高は三八五石七斗余、反高場一町六反、戸数三五(「旧長岡城主牧野家領地七ケ組村名・反別・戸数一覧表」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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