西上国蔵(読み)ニシガミ クニゾウ

20世紀日本人名事典 「西上国蔵」の解説

西上 国蔵
ニシガミ クニゾウ

江戸時代末期・明治期の品種改良家



生年
天保11年3月2日(1840年)

没年
昭和8(1933)年1月9日

出身地
阿波国(徳島県)

経歴
肥前国大村(長崎県)産のサツマイモの中から変種選抜し、収量が多く甘味が強い上に干魃にも強い新品種「あいのこ」を作出栽培普及にも努めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西上国蔵」の解説

西上国蔵 にしがみ-くにぞう

1840-1933 幕末-明治時代の品種改良家。
天保(てんぽう)11年3月2日生まれ。肥前大村(長崎県)産のサツマイモの中からかわった品種を選抜,試作。収量がおおく,甘味がつよく,干ばつにつよい新品種「あいのこ」をつくりだし,鳴門地方に栽培をひろめた。昭和8年1月9日死去。94歳。阿波(徳島県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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