西伝寺(読み)せいでんじ

日本歴史地名大系 「西伝寺」の解説

西伝寺
せいでんじ

[現在地名]浜松市西伝寺町

源宝山松寿院と号し、浄土宗本尊阿弥陀如来。治承年間(一一七七―八一)に法然の弟子西伝によって草庵が建てられ、貞治六年(一三六七)江戸増上寺の雲誉愚廓が伽藍を建立し開山となった。二〇余の末寺があったという。天正一七年(一五八九)七月七日の伊奈忠次判物写(西伝寺文書)に「蒲西伝寺」とみえ、検地をしたうえで寺領を安堵している。慶長八年(一六〇三)九月一九日、徳川家康かば東西のうち八七石余を寄進した(「徳川家康寺領寄付朱印状写」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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