西大路(読み)にしおおじ

日本歴史地名大系 「西大路」の解説

西大路
にしおおじ

大倉おおくら幕府西側通りを西大路とよんだらしい。「吾妻鏡」貞応二年(一二二三)一月二〇日・二五日条に、将軍藤原頼経亭の西方土地が狭いので、西大路を庭に入れて築地を構えるのがよいかどうかが問題にされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西大路」の意味・わかりやすい解説

西大路
にしおおじ

京都府京都市の市街地西部を南北に通じる街路。北は衣笠から南は九条通まで。延長 6.6km。北部沿道には鹿苑寺北野神社などがある。

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世界大百科事典(旧版)内の西大路の言及

【市橋氏】より

…ただし甥長政が名跡を継承。新たに近江仁正寺(のち西大路と改称)2万石を賦与される。のち3000石分知,以後幕末に至る。…

※「西大路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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