西郷千重子(読み)さいごう ちえこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西郷千重子」の解説

西郷千重子 さいごう-ちえこ

1835-1868 幕末の女性。
天保(てんぽう)6年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)家老西郷頼母と結婚,おおくの子にめぐまれた。慶応4年8月23日新政府軍の会津攻めのとき,夫の鶴ケ城入城をみおくったのち,いあわせた家族,親戚等21人とともに自刃(じじん)した。34歳。本姓飯沼
格言など】嫋竹(なよたけ)の風にまかする身ながらも撓(たわ)まぬふしのありとこそ聞け(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む