デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西郷千重子」の解説 西郷千重子 さいごう-ちえこ 1835-1868 幕末の女性。天保(てんぽう)6年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)家老西郷頼母と結婚,おおくの子にめぐまれた。慶応4年8月23日新政府軍の会津攻めのとき,夫の鶴ケ城入城をみおくったのち,いあわせた家族,親戚等21人とともに自刃(じじん)した。34歳。本姓は飯沼。【格言など】嫋竹(なよたけ)の風にまかする身ながらも撓(たわ)まぬふしのありとこそ聞け(辞世) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例