西金砂神社(読み)にしかなさじんじや

日本歴史地名大系 「西金砂神社」の解説

西金砂神社
にしかなさじんじや

[現在地名]金砂郷村上宮河内

蜂巣はちすの西金砂山頂(三六二メートル余)鎮座祭神は大己貴命。旧県社。縁起によると大同元年(八〇六)宝珠が近江国比叡山より山王権現を奉遷し、山中に七堂伽藍中堂を建てたという。応永二一年(一四一四)社殿焼失、同三一年再建。江戸幕府は二四石を朱印地として下賜、徳川光圀は寛文六年(一六六六)に当山の二一坊を、元禄一三年(一七〇〇)には社内の定源じようげん寺をはじめ古仏像をすべて廃除し、新たに神鏡一面を鋳造して山王権現と刻み、幣帛を加えて神璽としたという。

「新編常陸国誌」の西金砂山の項に「仁寿元年三月始テ田楽アリシヨリ、今ニ至ルマデ、七十二年ニ一度大田楽アリ、又六年ニ小祭礼アリテ、田楽アリ」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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