国安(読み)こくあん

精選版 日本国語大辞典 「国安」の意味・読み・例文・類語

こく‐あん【国安】

〘名〙 国家安泰
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「国安の防護は、重に海軍にあり」

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デジタル大辞泉 「国安」の意味・読み・例文・類語

こく‐あん【国安】

国家の安泰。
「―のめに大切なる事なり」〈福沢福翁百話

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国安」の意味・わかりやすい解説

国安
くにやす

愛媛県東部、西条(さいじょう)市の一地区。旧国安村。天保(てんぽう)年間(1830~1844)から手漉(てす)き和紙奉書紙)の生産が行われ、全国的に知られた。しかし後継者難で業者は減少している。

[編集部]

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国安」の解説

国安 くにやす

?-? 鎌倉時代刀工
京都粟田口(あわたぐち)派の祖・国家の3男。承元(じょうげん)(1207-11)のころ後鳥羽上皇番鍛冶(ばんかじ)のひとりとなり,山城守の官名を受領したとつたえられる。通称は藤三郎。

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