覇図(読み)はと

精選版 日本国語大辞典 「覇図」の意味・読み・例文・類語

は‐と【覇図】

  1. 〘 名詞 〙 覇王となる意図覇業を行なう計画
    1. [初出の実例]「巳矣覇図安在哉、赤壁賦中曹孟徳」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)五・甲寅中秋〈略〉泛舟遊巨椋湖各賦)
    2. [その他の文献]〔陳子昂‐薊丘覧古詩・燕昭王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「覇図」の読み・字形・画数・意味

【覇図】はと

覇業の謀。唐・陳子昂(けい)丘覧古、~燕の昭王〕詩 南のかた碣石(けつせきくわん)に登り 遙か金臺をむ 丘陵、盡(ことごと)く喬木 昭王、安(いづ)くに在るや 圖、悵(ちやう)として已(や)んぬ 馬を驅りて、復(ま)た歸り來(きた)る

字通「覇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android