覇業(読み)ハギョウ

デジタル大辞泉 「覇業」の意味・読み・例文・類語

は‐ぎょう〔‐ゲフ〕【覇業】

力をもって天下を支配すること。覇者事業
[類語]大業偉業難業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「覇業」の意味・読み・例文・類語

は‐ぎょう ‥ゲフ【覇業】

〘名〙
諸侯の長としての事業。覇者としての功。
愚管抄(1220)七「秦の始皇と申きみも覇業の君とこそ申なれ」 〔史記‐匈奴伝〕
② 偉大な業績。偉業。
※どぜう地獄(1924)〈岡本一平〉三「彼の生涯は、逸話と覇業(ハゲフ)我儘と子弟養成と頗る色彩構図の変化に富む絵巻物である」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「覇業」の読み・字形・画数・意味

【覇業】はぎよう(げふ)

覇者の業。〔古文真宝、前集、虞美人草〕詩 咸陽宮殿、三紅なり 業已に塵に從つて滅ぶ

字通「覇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android