見受ける(読み)ミウケル

デジタル大辞泉 「見受ける」の意味・読み・例文・類語

み‐う・ける【見受ける】

[動カ下一][文]みう・く[カ下二]
見かける。目にとまる。「会場では知った顔もちらほら―・けられた」
見てとる。見て判断する。「相変わらず元気そうに―・けられた」
[類語]見掛ける目撃見る見える見取る認める目に入る目にする目に留まる目に付く目を射る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見受ける」の意味・読み・例文・類語

み‐う・ける【見受】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みう・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 見て、ある何ものかを判断をする。見てとる。みとめる。
    1. [初出の実例]「見ますれば御人と見請けて御ざる」(出典:虎寛本狂言・入間川(室町末‐近世初))
  3. 見ることができる。見かける。
    1. [初出の実例]「万国の政事も追々古例を改革し新法に取換候儀は多く見受候也」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈条野有人〉初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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