認める(読み)シタタメル

  • ▽認める
  • したた・める
  • みとめる
  • みと・める

デジタル大辞泉の解説

[動マ下一][文]したた・む[マ下二]
書き記す。「手紙を―・める」
食事をする。
「夕餉を―・めに階下へ下りる頃は」〈梶井・冬の日〉
整理する。処理する。
「万の事ども―・めさせ給ふ」〈・須磨〉
支度する。
「河中の橋を踏まば落つるやうに―・めて」〈平家・五〉
[動マ下一][文]みと・む[マ下二]
目にとめる。存在を知覚する。気づく。「人影を―・めた」「どこにも異常は―・められない」
見て、また考えて確かにそうだと判断する。「有罪と―・める」「頭がよいと―・める」
正しいとして、また、かまわないとして受け入れる。「自分の非を―・める」「試験に教科書の持ち込みを―・める」
能力があると判断する。「世に―・められる」
気をつけて見る。じっと見る。
「五百の仏を心静かに―・めしに」〈浮・一代女・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

下一 [文] マ下二 したた・む
文章を書く。 毛筆で-・める 紹介状を一筆いつぴつ-・めてもらう
食事をする。 昼食を-・める
しかるべく処置する。処理する。 寺へものせしとき、取り乱しものども、つれづれなるままに、-・むれば/蜻蛉
用意する。支度する。 弓の絃つる・胡簶やなぐいの緒など皆-・めて夜明くるを待つに/今昔 5
治める。 天皇、世の中を-・めおはしましける時に/今昔 22
下一 [文] マ下二 みと・む
見て、目にとめる意
目にする。見てその物の存在を確認する。 暗やみに人影を-・める 異状は-・められない
見て判断する。 確かに私の本です、と-・めた
申し出・意見などについて、それを適正・妥当であるとする。 異議を-・める 休暇を-・める
確かにそうだとして受け入れる。 負けを-・める 手落ちを-・める
その物事がそれだけの価値をもつと判断する。評価する。 才能を-・める 世に-・められる
よく気をつけて見る。 惣じて五百の仏を心静かに-・めしに/浮世草子・一代女 6

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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