見掛ける(読み)ミカケル

精選版 日本国語大辞典 「見掛ける」の意味・読み・例文・類語

み‐か・ける【見掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 目にとめる。みとめる。
    1. [初出の実例]「然れども、弟子等、目不見係ずして不行ず」(出典:今昔物語集(1120頃か)一〇)
    2. 「不気味なほど子供の姿を見かけない」(出典:抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉三)
  3. めざす。また、見込む。あてにする。
    1. [初出の実例]「銘々に宿を持て有りながら旅人を見懸(カケ)てあつまるよし」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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