見掛ける(読み)ミカケル

デジタル大辞泉 「見掛ける」の意味・読み・例文・類語

み‐か・ける【見掛ける】

[動カ下一][文]みか・く[カ下二]目にとめる。「あの人はよく駅で―・ける」
[類語]見受ける目撃見る見える見取る認める目に入る目にする目に留まる目に付く目を射る

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精選版 日本国語大辞典 「見掛ける」の意味・読み・例文・類語

み‐か・ける【見掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 目にとめる。みとめる。
    1. [初出の実例]「然れども、弟子等、目不見係ずして不行ず」(出典:今昔物語集(1120頃か)一〇)
    2. 「不気味なほど子供の姿を見かけない」(出典:抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉三)
  3. めざす。また、見込む。あてにする。
    1. [初出の実例]「銘々に宿を持て有りながら旅人を見懸(カケ)てあつまるよし」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

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