デジタル大辞泉
「見取る」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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み‐と・る【見取・看取】
- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
- ① 見て知る。よくよく注意して見る。見定める。見きわめる。
- [初出の実例]「かく御心とどめておぼさるる事なめりとみとりて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
- ② 見て写し取る。
- [初出の実例]「師によくにせならひみとりて我物になりて」(出典:至花道(1420)無主風の事)
- ③ ( 看取 ) 病人のかたわらにいて、世話をする。看病する。看護する。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
- [初出の実例]「物ぐさく汚気なるをも嫌ふ容態なく看護(ミト)りて呉るることよ」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉六四)
- ④ 死の床にある人に最後まで付き添う。「誰にも見とられずに死ぬ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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