デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚仁」の解説 覚仁 かくにん ?-? 平安時代後期の僧。大治2年(1127)勝覚の命で,焼失した東寺真言院の十二天・五大尊画像を再興する。東大寺所領の荘園の復興と拡張にあたり,保元2年同寺領伊賀(いが)(三重県)黒田荘の預所に任じられ,悪僧,法敵とののしられるほど荘園経営に手腕をふるう。永暦(えいりゃく)元年(1160)上座威儀師となった。大和(奈良県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by