覚恵(1)(読み)かくえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚恵(1)」の解説

覚恵(1) かくえ

1239-1307 鎌倉時代の僧。
延応元年生まれ。日野広綱の子。母は覚信尼覚如の父。青蓮院の尊助(そんじょ)法親王のもとで出家。のち浄土真宗に転じ,如信に師事。母をたすけて大谷廟堂をたて,母の死後,跡をついで同廟の留守職となる。異父弟唯善とその相続をめぐってあらそっているさなか,徳治(とくじ)2年4月12日死去。69歳。法名は宗恵,専証。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android