デジタル大辞泉 「親方思いの主倒し」の意味・読み・例文・類語 親方おやかた思おもいの主しゅ倒たおし 親方・主人のためを思ってしたことが、かえってよくない結果になる。「―といふやつらが、なんぞ事にして、うぬらが喰物にしようと思って」〈滑・虚誕計・後〉[類語]贔屓ひいきの引き倒し・勾張こうばり強くして家を倒す・薪たきぎを抱きて火を救う・火を以て火を救う・薬が効き過ぎる・情けが仇あだ・信心過ぎて極楽を通り越す・礼煩わしければ則ち乱る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「親方思いの主倒し」の意味・読み・例文・類語 おやかた【親方】 思(おも)いの主(しゅ)倒(だお)し 主人のためを思ってしたことが、主人にとってはかえって不利益なことになる。弟子、使用人などの軽率な行動をいましめることば。[初出の実例]「又親方思ひの主(シウ)だをしといふやつらが、なんぞ事にして、うぬらが喰物にしようと思って」(出典:滑稽本・人間万事虚誕計‐後(1833)叙) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by