観世音寺資財帳(読み)かんぜおんじしざいちよう

日本歴史地名大系 「観世音寺資財帳」の解説

観世音寺資財帳(延喜五年観世音寺資財帳)
かんぜおんじしざいちよう

一巻(現在は上・中・下の三巻に分割・成巻されている)

成立 延喜五年一〇月一日

原本 東京芸術大学

写本 観世音寺宮内庁書陵部など

解説 太宰府市にある観世音寺の資財帳(財産目録)原本国宝資財散逸・不正消費を防ぐために定期的に太政官に上申させた文書。観世音寺の伽藍尊像寺領などを知るうえで重要な史料

活字本太宰府市史」古代資料編・「平安遺文」第一巻など

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 財産目録 分割

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む