言辞(読み)げんじ

精選版 日本国語大辞典 「言辞」の意味・読み・例文・類語

げん‐じ【言辞】

〘名〙 ことば。また、ことばづかい。ものの言い方。言詞
続日本紀‐天平宝字元年(757)六月甲辰「大臣飲酒之庭、言辞无礼。稍有反状云々」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九「胡乱の言辞を弄して」 〔呉質‐答東阿王書〕

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デジタル大辞泉 「言辞」の意味・読み・例文・類語

げん‐じ【言辞】

ことば。ことばづかい。言詞。「無責任な言辞ろうする」
[類語]言葉言語言の葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「言辞」の読み・字形・画数・意味

【言辞】げんじ

ことば。〔韓非子、姦劫弑臣〕人人のらかにせば、~名實に循(したが)ひて是非を定め、參驗に因りて言辭を審らかにす。

字通「言」の項目を見る

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