託何(読み)たくが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「託何」の解説

託何 たくが

1285-1354 鎌倉-南北朝時代の僧。
弘安(こうあん)8年生まれ。時宗。相模(さがみ)(神奈川県)無量光寺の智得にまなぶ。元亨(げんこう)元年京都の七条道場金光寺にはいり,建武5=延元3年7代遊行上人をつぐ。以後17年にわたって遊行をつづけ,おおくの和讃をつくった。文和(ぶんな)3=正平(しょうへい)9年8月20日死去。70歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。俗姓矢野。号は宿阿弥陀仏,他阿弥陀仏。託阿(たくあ)とも。著作に「器朴(きぼく)論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android