調役(読み)ちょうえき

精選版 日本国語大辞典 「調役」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐えきテウ‥【調役】

  1. 〘 名詞 〙 みつぎとえだち。えつき。
    1. [初出の実例]「詔免駕諸国騎兵等今年調」(出典続日本紀‐文武三年(699)二月戊申)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐光武紀下〕

しらべ‐やく【調役】

  1. 〘 名詞 〙 とりしらべをする役。また、その人。
    1. [初出の実例]「シヤナには支配人川口陽助、調役(シラベヤク)戸田又太夫等の幕吏と北海警備の〈略〉戍兵三百余人が駐屯し」(出典:江戸から東京へ(1925)〈矢田挿雲一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「調役」の読み・字形・画数・意味

【調役】ちよう(てう)えき

布帛貢ぎ物夫役。〔晋書良吏、竇允伝〕自ら修む。~を爲すにめ、田(でんさん)を課し、役を均にし、百姓之れに(よ)る。

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